
【新着案内】エチオピアのパートナー「Urji Coffee / Sophia」と紡ぐ、新たなコーヒーの物語
お知らせ生産者紹介 エチオピアコーヒールーツソフィア品種カタログ

COFFEE ROOTSが自信を持ってお届けする、エチオピアからの新着ロットのご案内です。今回は、私たちの重要なパートナーであるUrji Coffee、そしてその中心人物である**Ayane Sophia(アヤネ・ソフィア)**氏についてご紹介するとともに、エチオピアコーヒーの多様な品種の世界へ皆様をご案内します。
1. パートナー紹介:Urji Coffee / Ayane Sophia
エチオピアのスペシャルティコーヒー界において、科学的なアプローチと情熱を兼ね備えた稀有な存在、それがSophia氏です。


▲ Urji CoffeeのAyane Sophia氏。収穫されたばかりのコーヒーチェリーを選別する様子。彼女の情熱が、最高のコーヒーを生み出します。
**農学者(Agronomist)**としてのバックグラウンドを持つ彼女は、単にコーヒーを買い付けるだけでなく、栽培から精製までの全工程において、農家への技術指導や品質管理を徹底しています。彼女の愛称「Sophia」は、その深い知性とコーヒーへの献身的な姿勢から親しまれています。
Urji Coffeeは、グジ(Guji)やイルガチェフェ(Yirgacheffe)といった聖地に自社共同ウォッシングステーションを構え、Sophia氏の監修のもと、伝統的な手法と革新的な精製プロセス(アナエロビックやカーボンマセレーションなど)を融合させています。COFFEE ROOTSは、Sophia氏との強固なパートナーシップを通じて、エチオピアのテロワールが育む最高のコーヒーを皆様にお届けしています。
2. エチオピアのコーヒー品種ガイド:多様性の源泉
エチオピアはアラビカコーヒーの原産地であり、その遺伝的多様性は他の追随を許しません。ここでは、主要な品種群とその特徴をご紹介します。

▲ エチオピア主要コーヒー産地と品種由来マップ。各エリアの代表的な品種が示されています。
2.1. JARC選抜品種(74シリーズなど)
1970年代のコーヒー炭疽病(CBD)の蔓延を受け、ジマ農業リサーチセンター(JARC)が耐病性や収量、カップクオリティを基準に選抜・普及させた品種群です。 特定の番号で識別され、エチオピアのコーヒー生産を支える重要な柱となっています。
- 74110: メトゥ地方ビシャリ村で発見された母樹から選抜。中程度の樹高で、高標高に適応しやすく、フローラルで柑橘系の風味を持つことが多いです。
- 74112: 同じくメトゥ地方から選抜。74110と似た特性を持ちますが、より収量性が高い傾向があります。クリーンで明るい酸味が特徴です。
- 74158: シダモ地方で発見された母樹から選抜。フローラルで複雑なアロマと、バランスの取れたカッププロファイルが評価されています。
- 74140: 高収量で病害虫に強く、幅広い地域で栽培されています。クリーンで甘みのある風味が特徴です。
- 74165: 華やかなフローラルとトロピカルフルーツのような風味が特徴で、スペシャルティコーヒー市場で特に高値で取引されることがあります。
2.2. 地域在来種(ランドレース)
特定の地域に古くから自生・栽培されてきた品種群で、その土地固有の風味特性を持っています。遺伝的多様性の宝庫であり、エチオピアコーヒーの複雑な風味の源です。
- Kurume: イルガチェフェ地域で特に見られる小粒の品種。繊細なフローラル、ベルガモット、紅茶のような風味が特徴です。
- Woricho: イルガチェフェやグジ地域で栽培される品種。柑橘系の明るい酸味と、クリーンな口当たりが特徴です。
- Dega: エチオピア全土で広く見られる在来種の一つ。チョコレートやナッツのような風味から、フローラルなものまで多様なカッププロファイルを持ちます。
- Wolisho: Degaと同様に広く栽培される在来種。力強いボディと、甘く複雑な風味が特徴です。
- Gesha: カファ地方が起源とされる品種。パナマで有名になりましたが、エチオピアにも存在し、フローラルでジャスミンのような香りが特徴です。
- Wush Wush: カファ地方が起源とされる品種。Geshaに似たフローラルでエキゾチックな風味を持ちます。
2.3. ハイブリッド品種
生産性や耐病性を高めるために、JARCによって開発された交配品種です。
- Ababuna: アムハラ語で「私たちのコーヒー」を意味し、高収量と病害耐性を兼ね備えています。
- Melko-CH2: 高収量で病害に強く、特に低地での栽培に適しています。
3. 入荷予定ロットのご案内
今回、Sophia氏と共に厳選した、個性豊かな4つのマイクロロットが入荷いたします。それぞれのテロワールと精製が織りなす、驚きに満ちたフレーバーをお楽しみください。
■ Guji エリア
- Natural Guji Hambella Anaerobic 74158 produced by “Urji Coffee”
- 特徴: ベリーのような芳醇な果実味と、エレガントで長く続く余韻。アナエロビック(嫌気性発酵)が生み出す滑らかな口当たりが魅力です。
- Washed GUJI Hambella Kurume produced by “Urji Coffee”
- 特徴: 非常にクリーンで、メープルシロップのような甘みとユリの花を思わせるフローラルな香りが重なります。
- Natural GUJI Hambella 74158 produced by “Urji Coffee“
- 特徴: ベリー系の柔らかな酸味と、バランスの取れたスムースな質感が特徴のクラシックなナチュラル。
■ Yirgacheffe (Gedeb) エリア
- Natural Gedeb Halo Bareti CO2 74158 produced by “Urji Coffee“ (Nano Lot)
- 特徴: カーボンマセレーション由来の、カルダモンやミント、白檀(Byakudan)を思わせる極めてユニークでオリエンタルな香り。
4. COFFEE ROOTSの想い
私たちは、Sophia氏のような志を同じくする生産者と直接繋がり、その情熱を一杯のカップに乗せて皆様にお届けすることを目指しています。
今回のロットは、単なる「商品」ではなく、エチオピアの豊かな大地と、Sophia氏の緻密な仕事、そして私たちの「ルーツ」を辿る旅の成果です。
入荷時期や販売開始については、追ってSNSやホームページでお知らせいたします。
どうぞ、楽しみにお待ちください。
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